少し遅くなりましたが、先月お隣の広島なぎさ中高へ教育実習に来ていた、なぎさ公園小学校の卒業生たちを紹介します。
教育実習の合間を縫って小学校へも来てくれました!!
設立当初のなぎさ公園小学校ですくすくと育った彼ら・彼女たちです。
澄川祐樹くん、黒田菫さん、上園麻希さん、新庄佑理さん、こちらの卒業生に少しインタビューしてみました。
Q.久しぶりの「なぎさ公園小学校」はどうでした?
ー私が在学していた頃と変わらず、自然豊かな場所だと思いました。
ー改めて、たくさんの自然に囲まれ、児童たちがのびのび育てる理想的な環境であると感じました。当時より背が伸び目線は変わりましたが、あの頃の自分に戻ったような懐かしい気持ちになりました。
ー学校中にある植物が大きく育っていることにとても驚きました。芝生のグラウンドも当時と違ってよりふかふかで気持ち良かったです。
Q.小学校時代で一番思い出に残っていることは?
ー芝生が生い茂ったグラウンドを、休憩時間に友人と裸足で駆け回ったことです。学校にある自然を肌で感じるとともに、広いグラウンドで毎日楽しく遊ぶことが出来ました。
ー田植えが特に印象に残っています。水に足をつけたときの、なんとも言えないヌメヌメした感触は衝撃でした。人生で初めての体験であると共に、今後もなかなか出来ない貴重な時間でした。
ープールの授業です。私は泳ぐのが苦手でしたが、先生方が根気強くアドバイスをしてくださったおかげで泳げるようになったかなと思います。
Q.小学校時代に学んだことで今に活きているなと思うことは?
ー授業を通してネイティブの先生方から英語を学んだことです。小学生の頃から英語が身近な存在だったため、大学でも、国を問わず様々な方とコミュニケーションを図ることが出来ています。
ーたくさんの自然に囲まれている分、たくさんの生物にも触れてきました。そのため、大人になった今も、虫やカエルなどに対して大きな嫌悪感を持っていません。それに付随して、理科への興味も湧くようになり、現在理科の教員を目指して日々学んでいます。
ーなぎさならではの体験型授業を受けてきたことです。教室にとどまらず、干潟観察の授業やブロックの授業、ペットボトルロケットを作るなど、必ず成功することや答えがあるものではない授業が充実していたことから、自らで考えて解決する力がついたのではないかと思います。一見手間でもじっくり考えて取り組むことができるようになったのは、小学校の時に先生が忍耐強く子供たちの考えを引き出してくださる環境があったからだと思います。
Q.(今になって思う)小学生時代に一番大事なことは?
ー何事にも挑戦することです。小学生のうちから多くのことに挑戦することで、将来の可能性が広がると思います。
ー感性を養うことが重要だと感じます。中学生になると、どうしても勉強や部活などに時間を割きがちになります。そのため、小学生の間に様々な非日常的な体験をすることで、感情豊かになったり、主体性を獲得できると考えます。
ーとにかくいろいろな経験をすることだと思います。ビオトープに行っておたまじゃくしを触ったり、芝生の上を走り回ったりす ることはなぎさ公園小学校以外ではできません。勉強以外のことをたくさん経験し、学ぶことが大事だと思います。
Q.なぎさっ子にメッセージを!
ーなぎさは自然も多く、皆さんがのびのびと生活出来る場所です。6年間の小学校生活の中で多くのことを学び、是非楽しい思い出を作ってもらいたいです。
ーみなさんにはこれからも、他の学校にはない興味深い体験がたくさん待っています!様々なことに目を向けて、自分が楽しい、面白いと思えるものを探してみてください。それが、あなたの人生を豊かにするキッカケになるかもしれません!
ー小学校には、芝生のグラウンドやビオトープといった環境や五感を使う授業がたくさんあります。好き嫌い、やりたいやりたく ないで判断せずに、いろいろなことにチャレンジしてたくさんの経験をしてください。経験の中には成功や失敗があると思いますが、失敗から学ぶこともたくさんあると思います。そんな試行錯誤をしてあきらめずに取り組んでいけば、きっとなりたい自分になれると思います。楽しい小学校生活を送ってください。
卒業生の皆さんありがとうございました!
設立当初からいらっしゃる先生は、小学生時代の面影を残しつつ、立派に成長していて感動したとおしゃっていました。
また、いつでも帰ってきて元気な姿を見せてくださいね。