10月29日(土)〜30日(日)に鶴学園 初等中等教育研究センターのプログラム
「サバイバル入門キャンプ」がなぎさ公園小学校の児童対象に実施されました。
(※TSURU ECAについては以下のURLをご覧ください。)
Tsuru Extracurricular Activities | 鶴学園の課外活動 (tsuru-eca.com)
場所は鶴学園沼田校舎。なぎさっ子にとっては冒険遊びや宿泊体験で来たことはあるものの授業では取り扱わないプログラムがこの課外活動には盛りだくさん。
「沼田の森を使ってサバイバルスキルを身につけよう!」をコンセプトに活動を行いました。
参加者は小学4〜6年生の7人。
秋晴れに恵まれ、心地よい季節の空気に包まる中、いざスタート!
まずは、簡単な自己紹介をしてから早速テント設営から。
専門のインストラクターからレクチャーを受けテキパキとそれぞれテントを設営していきます。
小食堂へ移動し、まず行ったことは「空き缶の上部をナイフ切り落とす」です。
何やらサバイバルな香りがしますね。
その後夕食のカレーの下ごしらえ。
火起こしを教えてもらって、皆で火を起こせたらカレー作りを開始!
ここであの空き缶を使います!
なんと、そこに米と水をいれてアルミで蓋をする「手作り飯ごう炊はん」だったのです!
サバイバル感満載!
自分たちで作った夕食をみんなでお話ししながら食べる、今までなかなかできなかった時間を過ごして嬉しそうな様子でした。
その後は焚き火を囲み、焼きマシュマロに舌鼓を打ちながら、秋の夜長を楽しみました。
夜はそれぞれのテントで就寝。静かな夜を感じながら眠りにつきました。
2日目は6時半に起床。まずは食事のための薪割りで否が応でも目が覚めた様子でした。
その後、食事の準備をしました。
朝食は、ご飯と味噌汁と焼き魚。サバイバルでも純和風な朝食です。
片付けをし、冒険の森へ移動。
そこからロープワークのレクチャーがありました。
ロープワークとは,ロープの取扱いや、用途に応じた結びの技法のことを言います。 たった一本のロープを自在に扱うことで,野外活動をとても快適なものにしたり、身に迫った危険に対し安全に回避する助けになったりする重要な手技です。
この日は、アウトドアで役立つ「まき結び」「自在結び」、日常でも役立つ「本結び」を中心にレクチャーをうけました。
一通り結び方を教わり練習した後、習ったロープワークを駆使して、ブルーシートとロープを使って「シェルター作り(天候などから身を守るための「雨風をしのげる場所」作り)」に挑戦!
「この木と木の間にロープをはろう!」
「ブルーシートをこう使って三角形のシェルターにしようよ!」
「ちょっと、そっちの端っこ引っぱってみてくれるー?」
面白いアイデアが飛び交い、自然とお互いの声掛けが増えていき
だんだん息が合っていくようです。
予定していたよりも早い時間で立派なシェルターができあがり、みんな満足気。
「ここで、もう一泊してみようか?」との声もあがったとか、あがっていないとか。
残りの時間はそれぞれ自由につかって、森で遊んだりゆっくり過ごしたり…。
そのまま冒険の森で昼食をとって、テントや寝袋の片付けをすると、
あっというまにサバイバルキャンプのお開きとなりました。
はじめてのサバイバル入門キャンプに子どもたちは新鮮なことが多く、とても楽しんでいる様子でした。
「サバイバル」と聞くと身の周りにあるものを使って何とか生き残るといったイメージですが
今回のキャンプを通じて、「知恵を働かせれば身の周りにあるもので快適に過ごせる」
ということを感じ取ったのではないでしょうか
このような、冒険プログラムをTSURU ECAでは定期的に開催する予定です。
是非ともご参加ください。