壱岐での修学旅行も最終日となりました。
今日のお天気は、まるで別れを惜しむかのような雨。
子どもたちに「壱岐でよかったことは?」とたずねると必ず上位に出てくる福川荘での毎日の美味しいお食事も、最後となりました。
感謝の気持ちで朝食をいただき、その後、退所式をしました。
4日間、福川荘の皆様方の温かいおもてなしに力をもらって、しっかり楽しみ、学ぶことができたことへの感謝の言葉。そして、歌のプレゼント。
福川荘のお父さんからは、「島内で出会う島の人から、なぎさっ子が素晴らしいと聞くと、自分のことのように嬉しかった。またいつか、今度は自分の力で壱岐にきてほしい」との言葉をいただきました。
後ろ髪を引かれながら福川荘を後にし、土台石へ。ここは、壱岐の島の成り立ちがわかる地層があります。
学芸員の方の解説が終わると、早速実物の頁岩(ページ石)を手にとって観察を始めるなぎさっ子。さすがだなぁと思いました。
土台石の後は、いよいよ芦辺港へ。離島式をして、壱岐を離れるときがやってきました。
ありがとうございます、また来ます、お元気で…声を限りに姿が見えなくなるまで口々に言い、手を振り続けました。
何時でも切なくなる瞬間です。帰りたくないなぁーと来るたびに思います。
今年度はグループ研修を試みたこともあり、島全体に協力していただき、壱岐の人々の温かさを強く感じました。
学びの点から見ても、グループ研修は大成功だという手応えがあります。
皆様に心より感謝申し上げます。
夕方、子どもたちはとても良い顔をして広島に帰ってまいりました。
実り多き、充実した修学旅行となりました。
ご協力いただいた全ての方に感謝して、報告会に向けて力を注いでいきたいと思います。