今日は「鏡開き」でした。本校では、年中行事を体験することを大切に
しています。年中行事は自然に対する畏敬の念を育てます。
「鏡開き」については地方によって差異があります。
松の内を7日までとする地方では11日が鏡開き、15日までを松の内と
する地方は20日が鏡開きだそうです。
また、鏡餅の飾り方もさまざま…おもしろいですね
まず鏡餅の由来や飾りに使われている植物の意味を聞きます。
先生が手に持っている橙(だいだい)は、もちろんなぎさ公園小学校産です^^
うらじろ
串柿
さて、いよいよ鏡餅を割ります。伝統にのっとり、刃物で切ることを避けて
木づちで割ります。
初めて体験する子どもたちも多く、興味津々です。
全員で木づちをあてました。鏡餅はなかなか割れません。
ランチの庭では、七輪に炭火がおこっています。
もちろん消壺も用意。なぎさ公園小学校では古い道具がみな現役です。
割れたお餅を焼くために七輪の周りに集まった子どもたちの第一声は、
「あったか〜い」でした。まず七輪を囲んで暖を取っていました。
火を囲むと、なぜだかみんなほっくりとした気持ちになるようです。
そこへ割れた鏡餅をのせてもらいます。手で割ってあるので、大きさも形も
さまざま。
どれを食べるか協議中です^^ みんな上手に決めていました^^
うまく焼けるかな〜
焼けたら、今日はお醤油と海苔で磯辺巻きにして食べます。
焼けてきましたが、中には炭火の勢いが強くて焦げそうになった班もありました。
急いで裏返さなくちゃ
こちらはいい具合に焼けてきましたね
焼きあがったお餅を頬張りながら「おいしい」
ほとんどの子どもたちは、炭火でお餅を焼くことが初体験。
中には「こんな硬い鏡餅が食べられるようになるの?」と心配する子も。
もちろんおいしく頂きました^^
びっくりしたように「おいしい!」という子どもたち。
笑顔の花が咲いた鏡開きでした。
子どもたちは、さまざまな体験を通して、学びのための基礎力を高めています。