広島地方気象台の発表(3/25)にやや遅れましたが、なぎさのサクラ?も開花です。
あれ?
こちらは、正門を入った右手のシバザクラです。
4月には、今年も華やかな色に染めてくれそうです。
長年、なぎさの標本木としていたソメイヨシノは、
まだ2輪。
おとの部屋の前のソメイヨシノは、
開花宣言してもよいでしょう。
一方、海棟のチューリップは、開花しすぎ宣言です。新入生の登校までもう少し散らずにお願いします。
美術室前のユキヤナギは、満開でした。
在校生も、新入生も、新学期が待ち遠しいですね。
]]>伸びすぎたかみの毛は、床屋さんで散髪ですね。
入学式や始業式に向けて春休みの子どもたちも、頭髪を整えていることでしょう。
学校では、春に備えた「冬季」と伸びすぎた枝や葉を剪定する「夏季」の時期に剪定作業を行っています。
常緑広葉樹の多い本校では、3月下旬〜4月にかけてプロの方にお願いしています。
高所作業を伴うので、専用の作業車も入ってきました。
この会社では、開校時の植栽も担当していただきましたが、埋め立て地の本校は、樹木にとって土質も、つぶの粗さも完ぺきとは言えませんでした。
そんな中、毎年手入れや助言をいただき、今では、かつてここが海だったと疑う人はいない雰囲気の環境になってきました。
樹木の様子からも、しっかり根付いてきたことがうかがえるそうです。
読者の中には高校生物で、裸地が地衣・コケへ、そして、草原、陽樹林、陰樹林、極相林へと遷移していくことを学ばれた方もいらっしゃると思います。長い年月がかかりますよね。
改めて小学校の歴史が積み上げられていることを感じます。
「光と風の行き渡る小学校」として2003年に開校したなぎさ公園小学校。
白い壁の講堂には、パイプオルガンが据えられていたはずです。
ところが、478本のパイプがはずされ、床のあちこちに部品らしきものが転がっている講堂となっていました。
大きなゆれで被災した、神戸や東日本、さらに熊本や能登でも、オルガンが破壊されてしまった事例もあったのではないかと思います。
広島では、被爆ピアノを処分するのでなく修復や演奏会をして語り継ぐなど、壊れても大切に使う精神が引き継がれています。
小学校のオルガンを、設計から組み立て、定期的な調律まで担ってくれているオルガン工房「マナ・オルゲルバウ」の松崎譲二さんと中里威さんが一つひとつのパーツを丁寧に点検してくださっています。
作業途中にお声をかけると、木製のパイプには、空気がもれないようにヒツジの皮が使われていることを説明いただきました。
また、大地震が起きても少々のことで奏者や聴衆の方々にけがをさせないよう細工もしていただきました。
そして、「一番ダメージを受けていたのがこの場所でした」と、示していただきました。どこかわかりますか?
夏場の高温、冬場の乾燥に耐えられなかったようです。
20日〜始まったこの作業も、今日からチューニング。
一つひとつ、音を確かめていくのです。
どのパイプから音が出ているのか、専用の道具を当て、確かめておられました。
ヨーロッパでは、どんな小さな村へ行ってもオルガンがあるそうです。
誰が演奏し、誰がメンテナンスを手掛けるのか?なぞの多い楽器です。
しかし、持続可能な楽器でもあるのです。お寺の鐘のように、住んでいる人たちの間で大切に大切に受け継がれているのです。
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今日は、いったい何が起こるのでしょう?
雨も上がり、サクラの開花も進みそうな気温になってきました。
ふと見ると、校舎横にホースが延ばされています。
その先をたどっていくと、最大6mまで届くというロングモップにブラシが取り付けられ、ていねいに水拭き作業が行われていました。
年度替わりのこの時期は、1年間の汚れをしっかり落として、新年度を迎える準備をします。
あちこちのガラスは、何もないかのようにクリアーとなります。
アルファクリエイトのみなさん、窓ガラスをドラマチックによみがえらせていただきありがとうございます。
ちなみに、68年前のこの日は、後楽園球場で行われたプロ野球のジャイアンツ対ドラゴンズ戦で、日本プロ野球史上初の「代打逆転サヨナラ満塁ホームラン」が記録された日だそうです。
なるほど、それでドラマチックな日なんですね。
]]>「聞こえますか。こちらは東京放送局。アー。アー。聞こえますか」
第1声がこのように放送されたのは、1925年の今日のことだったそうです。
本校の、リサーチルームには、コロナ時の校内放送で大活躍した機材が残されていました。
子どもたちの間では、スタジオと称されていたこの部屋も、新年度から放送室と新規統合される予定です。
「もしや!」と思い放送室に行ってみると、
チャイムや下校放送、お昼の放送、24節気放送など数々の放送を担ってきた機材が取り外され、今日は、床の底上げ工事が行われるそうです。
世間では、本日「放送記念日」となっていますが、本校のリニューアル放送は年度を明けてまもなくとなりそうです。
お楽しみに・・・。
]]>子どもたちは、先日18日に修了式を終え、春休みに入っています。
振り替えると、2020年、歴史に残る「新型コロナウイルス(COVID-19)」の世界的混乱がありました。
非常事態宣言やまん延防止等重点措置などで、オリンピックyearだというのに、大人も子どもも外出禁止や入学式参列数の制限、マスクの着用など余儀なくされました。
ひっそりとした当時の小学校を思い出します。
あれから4年。今朝は雪化粧の山並み(手前の緑は海老山、右手の白は極楽寺山)が印象的でした。
学校には誰もいないのかと思いきや、春休みの校内をまわってみると、
あちこちから、子どもたちの声。
働くご家庭のお子様を預かる制度、「after school time」の頭文字を取った『AST』は、今日もにぎやかでした。
3,21。ランドセルの日に、部屋を訪ねてみると、「今朝のニュースで見ました。」と自慢のランドセルを見せてくれました。
何が自慢なのか尋ねると、「軽くて、開け閉めもスムーズにできるところです。」とか
カラフルな色を選ぶことはできないけど、「ネイビー一色のランドセルを背負うと、勉強する気持ちがわいてきます。」とか
「通学路でも防犯ベルにすぐに手が届くところが大好きです。」などの答えが返ってきました。
音楽室では、3月27日に行われる『はるかなでるコンサート4』に向けての練習が進んでいました。
いつものように「教科書やお弁当を入れるわけでもないのに、筆箱を入れてランドセルできました。」という声も聞かせてくれました。
5,6年生の希望者は、国内にいながら、英語漬けの生活をする「English camp」にバス移動していました。
ちなみに、今日が「ランドセルの日」とされたのは、4月から新しい学年になるため、ランドセルをピカピカに磨いて意欲を高めたり、ランドセルを初めて背負ったときの写真を家族で見返すことで、成長を感じてもらいたい。
また、6年間毎日のように背負い、学校生活を支えてくれたランドセルを廃棄するのでなく、ミニランドセルに作り変えるなどして感謝の気持ちを表す人が多くなっていることから設けられた日だそうです。
さらに、3+2+1が6になるところから、3月21日に意味があるのだそうです。
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スマホにカメラ機能がついたのはいつごろだろう?
2003年の小学校開校当初は、デジカメが主流でした。
あの頃は、常にポケットにデジカメを入れて授業をしていたことを思い出します。
放課後は、その日に撮りためたSDカードの画像を、パソコンに読み取らせ、保存していました。
このころの画素数は、50万画素くらいだったと記憶しているのですが、そのうち200万画素のモノが欲しくなってきました。2期生3期生・・・と受け持つうちに2000万画素の一眼レフの時代がやってきました。
そういえば、20世紀後半の教員なりたての時代には、デジカメなどはなく、修学旅行の引率の際には、広島駅につく新幹線の中でカメラから取り出したフィルムを生徒たちから集めて回った記憶が思い起こされます。
その後、現像して、焼き付けをし、通しナンバーをつけて注文を受け付けるのです。
今は、Ipad片手にblog用写真を撮影しています。SDカードなるものも不要で、即座にパソコンに取り込めるようになりました。
私が愛用していたデジカメは、当時、アカデミックアドバイザーの松谷英明氏が小学校のために準備してくれていたものでした。
あれから、何代ものblog担当者に引き継がれたのですが、現在は充電器の調子が悪く使用不可能となっています。
前置きが長くなりましたが、本日は「カメラの日」となっています。
カメラの進化を紐解くとさらに驚くことが分かりました。
人類は紀元前にはすでに、小さな穴からもれた光が壁に景色を写すことができることを知っていたそうです。
この技術で、スクリーンに映し出された画を精巧に再現できるようになり、さらに、レンズのついたカメラが開発されていくのです。
人は、もっと便利にならないかといつも考えているのですね。
校内の風景を撮ってみました。
きれいに写ります。
感光技術も、銀板写真からガラス板へ感光塗料を塗る湿版、セルロイドに感光材を塗り巻き取るフィルムへと進化してついには、デジタル記録ができるようになりました。
そのことに伴い、フィルムケースでロケットを作ったり、笛を作ったりできるのもあと数年になりました。
カメラは、進化しています。
街で見かける点字ブロックには点状のものと線状のもの2種類あるそうです。
小学校の近くにもこのようなものがありました。
今ではおなじみとなっていますが、岡山県の三宅精一氏(発明家)によって東京オリンピックのあと考案されました。
氏は自ら自宅に「安全交通試験研究センター」をつくり、点字ブロックの普及に奔走されたそうです。
そしてこのブロックは、今では、150か国以上の国で採用されているそうです。
とはいえ、弱視者の方はこのブロックを手掛かりに、周りの色との識別を行いながら歩いていかれるそうです。
白杖を頼りに探りながら歩かれる方や、足裏の触感覚で進む方向を認識されていると聞くと、安全を脅かすような障害物は絶対に防がなければなりません。雨上がりに水たまりになるのも困りものです。
そんなことを考えながら、学校にもどりかけていた通学路で、最近植物名板がかけられていることに気づきました。
むずかしい漢字にはルビが打たれ、花ペディアへの誘導を促すQRコードもありました。
しかし、まだまだ再考の余地ありです。
水鳥の浜公園では、そのコブシの花もほころびかけていました。この花の香りは認識していただけるのかな?
駅や街中で助けが必要そうな人は、結構見かけます。
海外では、ヘルプするのがあたり前になっていると聞きますが、日本人は、声をかけづらいという話もよく耳にします。
サポートすることに躊躇することなく行動できる。
そんな「人の役に立ち、人に喜ばれる行いを進んで実践する子ども」を増やしたいものです。
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今日は、北陸新幹線の金沢〜敦賀間延伸開業に伴い、JRのダイヤ改正となりました。
在来特急「サンダーバード」と新幹線「つるぎ」を乗り継げば、金沢への日帰りも旅行(広島駅6:00発➔金沢着9:52)も、可能。
金沢滞在はこれまでより49分拡大され、実質10時間ちょっと過ごせること(金沢発20:03➔23:54広島着)になります。
そして、米原〜敦賀間の特急「しらさぎ」は、45.9キロを走ることとなり、超短距離を走る特急となります。
山陽新幹線はといえば、東京駅行の最終列車「のぞみ64号」で、広島駅を20:02に発車しますと、3時間43分でその日のうち(23:45着)に目的駅に行くことができます。また、毎日運行のN700Sは、1日27本に拡大され、ますます便利となりました。
全国のJRダイヤを改正するには、相当の作業量であろうと推測します。
本校のスクールバスは、工大校、広島なぎさ中高生、そして小学生にとって最大公約数となるダイヤを作成しています。
いずれも、安全確保と乗客の利便性・運行・運航効率などを勘案して行われているのですね。
これからも安全第一でお願いします。
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春分の日(3/20)が近づきました。
このころになると、ビオトープにどことなくよい香りが漂います。マスクをずらしてクンクン。
「この花からだ!」5年生の声が聞こえてきました。5分〜7分咲きとなったこの花は、ヒガンザクラ。
少し寒さがやわらいでくる 3月中旬のこの頃から、ソメイヨシノなどの桜に先がけて咲いてくれます。
よく見ると、この桜は、花と同時に、赤い葉も伸ばし始めています。
ヤマザクラ系統の品種は、花や葉に芳香があるのが特徴で、サクラ茶やサクラ餅の原料になったり、アロマオイルの成分に含められたりされているそうです。
6年生が卒業していったグラウンドでは、野球やサッカーの花が咲いていました。
天然芝も少しだけ広く使えるのですが、ちょっぴり物足りなさが漂っているような気がします。
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円周率は、「3」と習った人いますか?
「2002年度実施の小学校学習指導要領の改訂に伴って、それまで3.14と教えていた円周率を3と教えることになった。」ということが当時マスコミに取り上げられ話題になりましたが、本校では、開校時から3.14で計算しています。
そんな3月14日に、卒業式が行われました。(6年生最後の登校日です。)
お母さん方も、晴れ着姿で集まってきました。
先生方も、祝福のメッセージを、掲示しています。
この続きは、記事の続きに加筆させていただきます。
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36年前の今日、全長53.85km、海底部23.30km、長らく世界最長の鉄道トンネルであったこのトンネルが開通しました。
小学校にも、わずかな距離だがトンネルがあります。
こちらが、青(森)側の入り口、壁面が青いのが特徴です。
一方、函館側?の入り口がこちら、箱が目についてきます。
途中、消火設備もあるのですが、緑色となっていることで不思議な消火栓といわれています。
さらに、なぎさの7ふしぎとなっている天窓がありました。
青函連絡船を知っている世代は、この距離の海底をトンネルでつなげるだけで驚きでしたが、さらに、カープに黒田・新井両選手が復帰して2年目の2016年、3月26日に新青森駅と新函館北斗駅を結ぶ北海道新幹線も開業し、びっくりニュースでした。
余談ですが、この年25年ぶりのリーグ優勝を果たしその後3連覇したことは記憶に新しいことと思います。
]]>今日はサイズの日。
卒業式を前に、6年生の下足に来てみました。ずいぶん成長したな。と実感できます。
1年生下足はというと、こんな感じでしたね。1日何歩あるくのでしょう?
4年生の下足室にある靴裏を見せてもらいました。結構すり減っています。
本校では、通学範囲も広く靴を履いている時間も長いのかな?
水分補給も重要ですね。しかし、水筒のサイズは色々です。個人差があります。
足に関していえば、おおむね、次のような成長が見られます。
入学時にB6サイズ縦(B5サイズ横)だった足が、B5サイズ縦近くまで成長して卒業する計算になります。
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馬酔木(アセビ)が開花しました。地方によればアシビとも言われます。
壺型の花がたくさん咲いてスズランとよく似ているといわれる植物です。
枝葉にアセボチンなる成分が含まれており、殺虫剤としても効果があります。
子どもたちは、この花の横を元気よく走る抜けていきます。
帽子を前後反転させているところから、鬼から逃れているようすが見て取れます。
グランドのどこかに、鬼が潜んでいるのかもしれません。
グラウンドに出てみると、あちこちでサッカーに夢中の子どもたちに出会えます。
右奥の掲揚台では、東日本大震災の犠牲者に哀悼の意を表して「半旗」が掲げられています。
(半旗とは、弔意を示すため旗竿の先端三分の一から半分ほどさげて掲げる旗のことです)
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今日は、ミツバチの日。
体育館周りを歩いていると、「ほんのりハチミツを思わせるような甘い香り?いや新緑のグリーンノートのような香りもするな。」と思いつつ足の向かう方向にやってくると、ありました。
3年生が育てている人権の花『ヒヤシンス』でした。
短い茎に、束状の花を多数つけ、色もピンクや赤、白、紫など楽しめます。
この花の主な香気成分はフェニルアセトアルデヒドといわれています。
気持ちをゆっくりと落ち着かせ、安心感をもたらす作用があると言われています。
今は3分咲きといったところでしょうか?
これから、日に日に開花数を増してきそうです。
一方、こちらの花は、冬のランチの庭をひときわ明るくしてくれます。
ミニスイセン。
6年生の間近に迫った卒業を祝ってくれています。
「明るい未来」の花言葉が有名なこちらの花は、
ムスカリでした。別名グレープヒヤシンスともよばれています。確かにヒヤシンスにも似ていますね。
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